ふらっときて、身一つで仕事をする。
そんなんに憧れた。
今のところ、いつも持ち歩くカバンはパンパンだ。
楽屋入りする芸人さん。
コント道具でパンパンの荷物、キャリーケースを持っている人もいる。
反対に、白シャツとジーパンで手ぶらの漫才師。
ふらっときて、畳一畳で仕事して帰る。
準備し尽くして取るのもかっこいいが、その時の空気感も込みで身一つで取るかっこよさったらない
南海キャンディーズの山ちゃんは、千鳥の大悟がたまに怖い時があるそうだ。あんなベロベロで二日酔いで現場にきて爆笑かっさらって帰られてはなす術がないと。この人が酒を飲まなかったらどんな大変なことになんねんと。
これに又吉が、多分守護神がちがうのだと言っていた。大悟さんの守護神は多分酒やけど、俺と山ちゃんの守護神はたぶんノートとペンやと思う。そー考えると神さんに偉いもなんもないやろうから、ええんちゃう?と。
人生のどこで守護神が決まるのかはわからないが、ふらっときて仕事して帰るタイプではないことがわかってしまった。
ふらっときて仕事するために、手ぶらになることから始めるのではなく、準備しまくってしまくってちょっとずつ手ぶらになっていこうと思う。
これを忘れかける時があるので書いている。
雀荘に手ぶらできて財布持ってくんの忘れたわー笑とかっこついていない文言を言う男にだけはなりたくないと心に誓う。
2022/4
なんか下書きになってた