なんとなく落語を見たくなり、浅草へ。
6時からだと学生は二千円だそうだ。
お、らっきーと思って受付にいくと当然のように一般料金を請求され、学生証って出していいですか?っていうと、あっ、すいません。ってなってチケットをくれた。
髪切ろうかな。
もぎりのおっさんに紙を渡して中へ。
想像していたより人がいてびっくりした。
客足がだんだんと戻ったてきていると枕でも誰かが言っていた。
年齢層高めの人が多かったけど、若い人もちらほらいた。
案の定常連なんだろうなっていううるさい爺さんもいた。あーあ、もう。
前座が終わり、二ツ目の人が出てきた。
見てびっくり。
くっそ美人。
え?流石に美人すぎない?
杏寿と書いてあった。
沖縄から出てきてタレントをやっていたそうだ。たまたま今の師匠の落語を聞く機会があり、それに惚れて落語家になったそうだ。
今年の二月から二ツ目になったばかりの新米でございます。いやー、二ツ目になったことよりも前座修行がようやく終わったということの方が嬉しいです。とのこと。
へーやっぱ大変なんだなーー。
杏寿さんが出てきた時はもう常連のおっさんが
よっ!まってましたぁぁ!って言ってて
まぁそりゃこれは声出るよね。
枕が終わりいざ落語が始まるとおっさんがガーガーイビキかいてた。
たいへんだなー。聞かない人もいるってなるともう無理やん。
次に出てきたのがまぁベテランそうなおっさん。
ど素人にもわかるくらいうまかった。
枕一言で終わらして話に入った。
中休憩が終わり、次は漫才。
なんと風藤松原が出ていた。
TheManzai以来久々にみた。
てかやっぱ寄席には出てるのか。
面白かったーー
The Secondにも出るらしい。最高。
そして本日最後のオオトリ。
その直前にわーーーっと人が入ってきた。
明らかにこの人目当てなんだろうなってのがわかった。子供も多く入ってきた。ママ友6人とそれぞれの子供たち6人くらい。
ママ友ってその人数で落語行くのね。初知りです。
なんかもっと悪口とかをやっすい喫茶店で言ってるイメージでした。すいません。
トリの人が入ってくるとわっと湧いた。
枕もすげー面白かったし、本編に入る前に、子供がいるとわかってなんだろうか、わかりやすい説明のようなものが入った。
そして本編へ。
はちゃめちゃに面白かった。
説明のおかげもあってよりわかりやすく、より面白く話が入ってきたし、想像できた。
プロ中のプロだった。
小学生の頃に親父と2人で見た落語を思い出した。
西新井大師にたまたま期間限定で寄席をやっている時があり、それにふらっと寄ったのだ。
入るとどでかい畳の座敷に座布団が敷いてあった。
めちゃくちゃ人数がいたけど、全員お年寄りだった。
子供は小学生のおれ1人。
その時は5人くらい出ていて、小学生のおれでも尻上がりにおもしろかなっているのがわかった。5人目のベテランの人が、1人小学生がいるのに気づいて、うまーくいじったあと、話始めて、おれでもわかるようにすごく丁寧にかつ面白くしてくれた。
今回もそんな感じなんだろうなと思った。
客に合わせて味を変えつつ、常連も喜ばせる。
かっけぇーーー。
落語もーちょい見に行こうと思った。
漫才もそうだけど、一畳分だけでの芸。すごかった。