松居大悟さんが監督をしたと聞いて、絶対に見ると決めていた。

 

ちょっと思い出しただけという映画が良すぎて、その次もまた見たいと思っていたところだったから。

 

主人公の寅井さわ子。

おじさんがすき。

おじさんのダサさにも愛おしさを感じることのできる人。

 

父親、母親、さわ子、妹の4人家族。

だが、父親は妹とは親しく会話するものの、姉のさわ子とは会話がない。

さわ子が大人しいというよりは、妹がハツラツとしている感じ。

 

うちの家族さ、3人家族みたいなもんなんだよね。

 

手という名前の映画だから、一番大きいテーマが手なんだろうと予想してたけど、全然そんなことなかった。

 

いろんな要素が共存してて、けど、この映画のタイトルが改めて手と言われたら、心地がいいところに落ち着く、みたいな映画。

 

 

お父さん。旅行連れてってよ。

 

 

そんなセリフは一生言えないんだと思う

言わないんだと思う

 

やたらやりまくるシーンが多いんだけど、映画っぽい感じのじゃなくてすっと頭に入ってきてよかった。

なんか演技演技してんの世界から急に放り出される感じがするから。

 

優しい映画だった。めっちゃめちゃ良かった。