おばはん

今日たまたまサンマルクで勉強中に、急に隣の席に友達が座ってきた。

 

え、お前なんでいんの?

 

なんかドライブいまから行くんだけど、その前にちょっと練習がてからここにきた。

んでサンマルク行けばいるかなと思ってきたら、アフロがいた。

 

なんだお前。

 

どっかいかね?

 

いや、お前、おれまだ全然勉強できてねーんだけど。

 

カラオケやな。

 

はいはい。

 

そんなこんなでドライブにそいつが行くまでにカラオケ行った帰り、思い出した。

 

おれはおばはんが嫌いだということ。

 

おばさんでもおばちゃんでもなく、おばはんが嫌い。

 

この差はとてもでかい。

 

自分的に、悪意をもって、ものや人に接している中年の女性をおばはんと言っている。

 

何が嫌いかってもう、悪意というか、なんでこいつこんなことしたんだろう。あーたぶんこー思ってこー思った結果こうしたんだろうな。みたいなのが手に取るようにわかる感じとか、

え、なんですか? あたし悪くないじゃないですか?

それなのになんですかあなたは。みたいなあの感じ。

ごぉぉっつぃ腹立つ。

 

自転車乗ってるオバハン。俺の早歩きより若干速いくらいのスピードを一生保持して進んでおり、多分ブレーキという概念があいつらにはない。なぜなら、一回止まってもう一度漕ぎ出すという脚力がないから、限界までブレーキを踏まずにことをすまそうとしているのだ。

そこで脇から人が出てきたり、自転車が出てくると、なに!もう危ないじゃないの。あたしはこんなにゆっくり自転車を漕いでるのに、そんなに早く突っ込んできてからに。みたいな顔をしやがる。

いやそもそも、スピードが遅いのが安全という考えがおかしい。

そりゃ衝突に関しては相対速度が遅い方がいいだろうが、時と場合による。

あとうちの最寄りでは最近、クソでかい歩道に、歩く人レーンと自転車レーンみたいなのができて、二分割になっている。に分割といっても、簡易的なポールに地面にペンキでちょっと書いてあるくらい。

しかもそもそもクソでかい道なので、2分割になっても、歩く人レーンも自転車レーンもそこそこ広い。

んでこないだ、俺があんま意識せずに自転車レーンを歩いていると、後ろからチャリンチャリーンってなって、すぐ後ろだったから俺は、端によった。

そしたらそのチャリンコに乗ってたおばはんは限界まで端によって歩いてるおれの後ろにびたっとついて、

どいてくださる?ここは自転車レーンよ。って言った。

ごっっつい腹立つ。

確かに自転車レーンを歩いていた。そこは認めよう。俺が悪い。

だが、そもそも自転車に乗っているのは、目的地まで楽に早く行くためであって、自転車レーンを走るためではない。

おれはおばはんが通れるようにちゃんと端に寄って十分に道を確保した。てかなんなら、その時間帯その歩道には人がほとんどいなかったとかいうレベルではなく、全くいなかった。だから歩道にちょっと入ってから俺を抜かすなんて造作もない。ましてや、俺の方にわざわざ寄ってくる方が危険度があがる。

んでなんや、どいてくださる?の言い方、

ほんで顔。

 

てかなんや、自転車レーンを絶対に走らな息子でも殺させるんか。それやったらしゃーない。

あんなけ道空いてんのになんでわざわざおれの後ろにビタづけすんねん。

本気でチャリを蹴ろうと思った。が、やめた。マジでもうギリギリでやめた。表面張力ギリギリんところで溢れずにすんだ。

音楽聴いてお前の声なんて最初から聞こえてへんねん。みたいな顔したった。

ほんで何歳やねんお前。何歳でそんなことやってんねん。

 

あとこないだは、ほっそい道で車運転してたら、前をトロトロ自転車漕いでるおばはんが、おれの車に気づいて、わざわざ降りて、はじによってくれた。

ここまではいい。

ありがとうって思ってたんやけど。

全然はじによれていない。

多分運転せーへんからわからへんのやろうけど、わざわざなんでそこでとまんねん。そこやったらもう、トロトロいってくれた方がええわ、みたいなとこで止まる。

んで、え?なんですか?私止まってるのに、早く行ってよって。

ええけど轢くで?

こんなにも親切にしたのに、あんたははよ行かへんねんなみたいな顔してんの。

ごっっっつい腹立つ。

 

ちゃりのってるおばはん。ほんまはらたつ。

 

って書いてて相当俺も悪いなと思った。笑