夜を延ばして

昨日の飲み会楽しかったなーと同時に、置いて行ってなかったかなーなんて考える。

5時45分に起きてたインターンが終わったあとの翌週は、9時過ぎにむくっとおきて歯医者に行き、そのあとから大学へ向かう。あっという間に大学生だ。

好き嫌いが激しいなんて可愛いもんではなく、ただの気分屋であるので、後ろの30歳の博士に愛想なく挨拶して、

そう言えば、あれ、石田くん、先週はあれですか、インターンかなんかですか?

なんて言葉が来そうなタイミングで適当に荷物を置いて一旦トイレへ。

こいつこう思ってるやろうなー、が連想されてしまう相手との相性は昔から最悪で、天邪鬼の私はそれ通りには動くまいと突飛なユーモアをその場で考え尽くすのである。うまくいった試しはない。

 

ラジオや音楽を聴きながらの作業は捗るなー、なんていうのは妄想で、しっかりやるのが一番はやい。

そんなこんなでいい時間になり帰ろうかななんて思っていると、後輩がこんな時間から研究室に。

 

今から研究やるの?大変やな相変わらず。

 

昨日徹夜で、そっから一旦帰って寝たらこんな時間で。

 

いやーお疲れ様。はやめにかえんなね。

 

朝から晩までコンスタントに研究室にいる言わばヌシ的な存在の博士くんには、捻くれ者ゆえ、労いの言葉をあまりかけられないのはなぜなんでしょうね。自分の器の小さには驚くばかりです。努力もしませんが。

 

今日いいことあんまなかったなーなんて考えていたが、昼休みに食堂前でバンドサークルが演奏していた。

Sundae may clubのコピーバンドだそうだ。

ボーカルの女の人が声がそっくりでうまかった。

本人のバージョンを聞いたことがない曲も、この人の方がいいのではと思ったりもした。

 

電車で帰り最寄りに着くと、シュラフ石田という人が[今日泊めてください]という看板を持って立っていた。

周りには撮影隊がいて、ユーチューバーかなにかなのだろうか。

 

ごめんな、石田よ。

この時間ではすでにリビングに大の字で寝てるであろう母親を想像して心の中で丁重に断った。

 

遠い遠い親戚なのだろうか。同じ血筋でもいろんなやつがいるものだ。

 

今日の同志の寝床が見つかることを願いながら、実家でぬくぬくと眠った。