歓声を探して

辰年もフッ素で世の中の役にタツ!ご指導ご鞭タツよろしくお願いします

という文字が新幹線の流れる電光掲示板に何度も表示されている。

どこかの会社の広告なんだろう。社名は思い出せない。

この車両で少なくとも一人はこの可愛らしさをちゃんと受け止めたぞと仕事に疲れて寝ているサラリーマンたちを横目に思う

 

気づくとあたりは一面雪で列車は速度を落として運行している。

速度を落としての運行になるので到着時刻が遅れますというアナウンスが入ると、ところどころ寝ていた乗客が起きだし、窓から外の写真を取る

 

どうやら自然には敵わないのね

 

半分ほど読んでいた君のクイズという友達から借りた本を読み終わった。とても面白かったし読みやすかったが、終わってしまったら大概のことは忘れてしまう。

あれこれ考えていた具体的なものを抽象化して説明できたと勝手に思い込むことに成功すると日が出る頃くらいには何を考えていたのかさえ思い出せなくなる始末である

 

 

 

素直に大事だと言えるようになるにはどこの筋肉を鍛えればいいのでしょうかね

 

あー、それは知らんけど年会費は無料らしいよ

 

えーそうなん、そのジムってチェーンなん?

 

でやろな、うちの地元にはあるんちゃう?

 

明日はキコリの倅の倅として山でミニ授業である。

狩猟の予約をして眠る。