<午前中>
第一志望の就職先の一次面接。
あーダメだったかもなという感覚が残る。
研究室へ向かう。
<昼過ぎ>
気分転換に研究室に誰かが置いていったスケボーで人目につかないところをスイスイとこぐ。
ばったり、同じ研究室の同期に出会う。
おー、おつかれー。
今日朝ゼミ出た?
いや、でてない。
やばいじゃん、出なよ。
てか就活終わったんでしょ?おつかれ
えー、終わってないよ。誰がそんなん言ってたん
え、終わってないのか
そーよ、今日も面接だったのよ午前中
そっかー
そっちは?
決まったよ。ーーって知ってる?
あー知ってる知ってる、すげーじゃん。おめでとう。
ほんと?おれ就活するまで知らなかったよ。
え、そう?有名じゃない?特にここの研究室だと。
すげーじゃん、外資系ってことか?じゃあ
あーそう、大変だったよ。
最終面接英語でプレゼンだったよ。
発表二十分で、質疑が英語でーー、日本語でーー、
どこ受けてんの?いま
えー、ーーよ。
あーね。え、なんで?志望動機は?
んー、なんでだろうね。
あーあれか、夢がどうとうか?
まぁそんな感じかな。
まぁ大体そう書くよなー
もうこのあたりから、自分の理性との戦いで精一杯だった。
俺はお前に一回も何も問うてないよ、と言いたかったが言えるわけもなく。
どうしてか今回の人生ではこの人種に目をつけられてしまう。
いや、こーゆー人は俺以外にも平等にこうであるということを思い出し、やり過ごした。
褒められ足りない人生だったのだろうか、さぞ厳しい親と環境だったのだろう。なんとスパルタで大変なことよ。
<夕方>
今日が最後なんです。
あーー、そうですか
明日からもう行くんですか?
いや、一旦実家に帰りまして、来週に行きます。
よかったですね。宿決まったんですね。
なかなか飲みには行けなかったですけど、頑張ってください!おせわになりました。
<夜>
友達に呼ばれ、そいつの彼女とその友達に会うことに。正直面接よりも緊張する。
本日おれはなにかできたのでしょうか
聞きに行こう。
今夜も虎にならずに酒がまずいのだろうか