ネタ見せ

吐きそうになった。

 

というか実感させられた。

 

ネタ見せの順番が自分達は最後だった。

 

どの組も人生でおそらく初めてネタを作ったはず。

 

全組くそほどおもろかった。

 

どーゆーことやまじで。一人なんか、三人組のところがいて、ネタ見せにネタが間に合わなかったので急遽わたしだけピンのネタ考えてきましたってやつがいて、そのこめちゃくちゃ面白かった。てか天才なんか?もう先輩が絶賛の嵐、なんならちょっと喧嘩になるくらい論争みたいなのも始まってた。

 

俺らはというと、撃沈した。

 

人前に立って話すということをいつからか避けていたのが仇になった。

 

昔は結構なんなら得意と思っていた。今もまだ期待は捨てきれないけど、他がすごすぎて自分達のダメさが際立った。というか、練習量的なのも明確に違った。

 

舐めていたんだと思う

 

そんなつもりほんとに全然ないけど、他の本気さを目の当たりにすると舐めていたという解釈にせざるを得ない。

 

院試もあってたいへんーなんて、言ってられない。

 

組んだこに申し訳ないと思うのはもちろんあるけど、それ以上に、もっと面白い漫才をしなきゃ気が済まなくなってしまった。悔しかったんだと思う。

練習量の少なさも見透かされただろうし、準備せず、成功なんて有り得ないのにね。ばかやろうだった。

ほんとにばかやろうだった。

 

おもしろかったと思われたいより、おもろないと思われる方が億倍いやだから、頑張る。

なんかなんだろう、勝手に死んだくせに、なにくそ見返してやるって思っている。新手の当たり屋である。

 

とりあえずさっさと朝起きよう。ばかやろう。