もうなんか、最終はさ、自分たちの食べる分の食料だけ確保するために作物を育てて、猟に出ればいいのよ。
ニューヨークとマジラブの30分トークで、村上が言ってたこんなことが意外と助けになっている
ポジティブかネガティブかはわからないけど、もうなんか別に、方法はいろいろあるということで楽になれることがある。頑張らないという方向に踏み切ったそうだ。笑
これぞ芸人だという動きだし、ある種答えだとも思った。
ここ最近、2回続けて猟に同行させてもらった。
1回目は北海道の足寄という場所で猟銃を使った走猟。
2回目は静岡の西伊豆で巻き狩り。
一ヶ月半くらい前に山で木を切ってから、男なら猟やんなきゃなという気持ちになり、いろいろ調べてみる。
もともとクレイジージャーニーという番組で罠猟をやっている人に密着した動画を見てから、猟自体やってみたかったが、勝手になかなか敷居が高く感じてしまい、行動にうつせていなかった。
俳優の東出昌大がスキャンダル以降半分は山小屋で過ごしているというテレビ番組もきっかけになった気がする。
調べると北海道で一件、西東京に一件、西伊豆に一件ヒットした。
北海道は参加者人数制限が一人だったので、思い切って弾丸で予約した。
朝早くに現地に行き、ハンターの軽トラに乗せてもらい猟開始。
北海道では走猟というものが主流らしい。
車を走らせて、見つけたシカを撃つという極めてシンプルなもの。
そんな簡単に見つかるのか?と思っていたが、車で十分ほどしたところで山から降りて川の水を飲みにきたであろうシカに遭遇。
すぐさま車降り、追う。
木の影にかくれたシカに発砲。
命中するも浅く逃げられてしまった。
発砲したあとにわさわさと大量の隠れていたシカたちが出てきて、何匹も隠れていたのかとわかった。野生の動物の気配の消し方は尋常ではなかった。
命中した場所に行くと少しの血と毛が落ちていて、これくらいの出血量ではもう追いつかないだろうということで再び車に乗り込む。
なんやかんやありまして、5時間くらい車を走らせた最後の最後に群れから外れたシカを仕留めることができた。
解体場へ行き、解体。
綺麗にバッラバラになっていくのをパシャパシャ取った。
いろいろ猟について、土地の特性、動物の特性、猟友会のことなど、素人の全部の質問に紳士に答えてもらえてめちゃくちゃ勉強になった。
最後に解体した肉は送ってもらえるとのことで歓喜
一方西伊豆では、巻き狩りという方法で狩をした。
セコと呼ばれる人たちで獲物を山から囃し立て追い詰め、獲物が逃げた先に先回りしている人たちが銃で仕留めるというやり方で団体戦。
早朝に体験の人たちと挨拶を済ませて移動。
ベテランの猟師たちにも挨拶を済ませて山へ。
犬も使うとのことで、可愛い二匹の犬にも挨拶
現場を直接は見れなかったがどうやらシカを二匹仕留めたらしい。
山を降りて、なんかよくわからん棟梁の別荘へ。
シカの解体を体験させてもらい、バーベキュー。
下味がつけられたイノシシや、シカ、カモ、熊、の肉を食う。めちゃくちゃに美味かった。
イノシシとクマは脂身が死ぬほど美味くて、カモとシカは身が美味かった。
猟のやり方によってや、地域差もあるのだろうが、人の感じも若干違くて、良し悪しではなく団体戦かあくまで個人戦なのかの違いも肌で感じれてよかった。
狩猟免許。ありだな。
ということでなんとなくずっと思ってた長年の目標達成。
あとは北海道では犬ぞりとワカサギ釣りやりたいねぇ