母はまだ怒っていた
自分の兄に、その嫁に、父に、母に、そして自分に怒っていた
要するにものすごく長い間泣いていたのだ
母に初めて姪っ子ができたのは26,7くらいの頃だろうか、ちょうど今の自分と同じ頃だ。自分ごとで考えると今もし仮に兄に娘ができたら相当可愛がるだろう。母もそうだった。今もそうだが
兄の死にいまだに思うところがあるようだ
家族の形は実にそれぞれ歪にバランスを保っている。
ばーちゃんが死んでおそらく最初で最後の全員集合となった。いとこの4歳の娘が可愛すぎてびっくり。年中さんだそうです。最初は恥ずかしがってもじもじいしていた子が、最後はじーちゃん家を走り回っておっぱっぴーと言って帰っていきました。
そういえば毎回ここはこんなにも賑わった場所だったなぁなんて思いましたねはい。
大人はこんなふうに景色を見ていたのかと、部屋を走り回る子供を見て思いましたねはい。
この懐かしい匂いのする家も売ってしまうそうです。
かつて来客があるごとに隠れていたでかい机も、破れているのに座り心地が完璧なソファも、なんで買ったの?みたいな壁に飾られてるでかい魚の皿ももうありません
大きい括りの家族というもので考えても1番年下だったのが自分だったので、世代交代したなぁといった感じでした。
じーちゃんばーちゃん、とりあえずばいばい。
ひろしくんと仲良くね
あんたらの娘はまだまだ走り回ってるよ。年齢なんてそんなの関係ないってさ