研修が二ヶ月間群馬である。
実家の車を二ヶ月借りパクすることに成功し、引越しを車を使って完了させた。
二ヶ月という絶妙な期間だが、持っていくものも特に無く、後部座席を倒した状態で布団だの服だのスーツだのを入れておわりだ
母はあと5分で仕事に行かなければならないのに、まだ机に向かってカリカリやっている
じゃあ、おれ、行くから
まぁなんだ、25年間か、長い間お世話になりました。
ペンを止めて立ち上がり、リビングの扉の前で向きあう
ペコリとお辞儀をし合う
お世話になりました
ギリギリまで何かに追われているというのに、こーゆー時は自分のことなど考えずに、必ずそちらを優先するという染みついたその所作が、あまりにも母らしい
まぁゆーても、週末には一旦帰ってくるけどね
んじゃ
節目の音が重く閉まった