ありえない仕事術

ここ一年くらい上出遼平という男の虜になり、テレ東の佐久間のオールナイトニッポンとのコラボの回も何回も聞いたし、元テレ東の髙橋とのYouTubeも見た。

 

この本は仕事を始める前に読まなければと思い、読み始める。

 

初めは上出遼平が思う仕事における大事なことが書いてあったり、ためになることが書いてあるが中盤から様子が変わる。

カミデという男が実際に番組制作をどのようにして行なっていったのかが日記形式のようにかかれる。その番組制作は死をテーマにしたもので、コロナ禍での病院での密着だったり、ALS患者への密着だったらするのだが、まわりにまわって最終的にカミデが実刑判決を受けるようになる。いかにしてこうなったのか。正義とは何か。

 

処世術の本では決してなく、ほぼ物語の本となっており、引き込まれて離れられなかった

 

独特な読後感だった

 

仕事を始める前に読んでおいてよかった。

おそらくこれを読む体力は一年目ではなかったと思う。

 

読み終えた後調べまくったが、フィクションであると知り安堵した。だが、どこかで起こり得る、起こっている事実なような気がした。

 

正義の振り翳し方で、自分も今どこにいるのかわからなくなる可能性が誰しもある。最後は心だと書いてあった。

 

その仕事がなんのためにあるのかを考えるのを忘れて作られたものは力を持たない

 

肝に銘じよう。