サバカン

予告がいい映画だなってピンときたら外れることはまずないと思う。

今回もドンピシャ。

草薙剛が主演ということと、なんかエモい系の懐かしい系の映画ってことだけ理解して映画館へごー。

チケット買う時から、嫌な予感はしてたけど、まじで客が俺一人だった。

なんかチケットの買うところに後ろの方に二つ埋まってる表示があったけど、これはなんかあった時用のためにわざと二つ埋めてあるって映画館のバイトしてるときに教えてもらっていたので、まじで一人を覚悟して、チケットを購入。

予告もおわり、本編いく直前におっさんが一人前に座った。

よかった。

レイトショーの一人映画館は想像の8倍怖かった。

 

少年二人の夏休みのちょっとした冒険の物語。

貧乏で着る服が二着しかない男の子たけちゃん、それを笑う学校の友達。ある日、お前んち見せてみろよってなってたけちゃんは仕方なく、クラスの数人をつれて家に連れて行く。

案の定、ボロボロのその家をみんな笑ったけど、主人公のひさちゃんだけは笑わなかった。

 

それから数日後、ひさちゃんの家にたけちゃんが来て、[岬の向こうの島のあたりの海にイルカがいるらしいぞ。おまえ作文でイルカと一緒に泳ぎたいって言ってただろ。明日、見に行くぞ。]

ってなってイルカを見に行くことに。

 

そこから始まる出会いと別れ。

少年が夏休みにいろんなことを経験して、時が経ってまた出会う。

夏休みに知らぬ間にいろいろな経験をして気づいたら大人になった少年たちに、いろいろな思いを語ってくる映画だった。

 

僕にはサバカンをみると思い出す少年がいる。から始まるこの映画。

96分とはとても思えない内容のつまり具合だった。

 

一人で夜に見て正解だった。