流浪の月

ふらっと映画館入ったら、公開になっていた。

予告から気になってたから見た。

 

やばすぎた。

 

広瀬すずをなめていたわけじゃないけど、演技えぐすぎてびびった。心情変化を目とか表情、手の動きとかで表現しているのもやばいし、表現してます、みたいな感じを感じ取れなかったのがやばいなと思った。

松坂桃李も、役作りのためにガリガリになってて、けど存在感は増している気がして、威圧された。

個人的には、広瀬すずの幼少期を演じた女の子がやばいなと思った。

いろいろ経験して、平均的なその年の子供よりは大人な思考を持ち合わせているんだろうけど、捨てきれないで溢れ出る純粋な部分を完璧に表現しきっていたと思う。自由ってあんなにも表現できるんだって感じだった。

柄本明もでててびっくりした。

この人が出てくるとほんとチートだなって思った。

人もモノもおんなじだ。出会って別れてまた出会う。

みたいな感じのセリフにも、重みが違う。

 

とにかくキャスト全員が演技がうまかった。

なんか一人くらいは映画とかドラマも足引っ張ってる感じのが大体いる印象だけど、この映画は全員に奥行きと幅が垣間見えるのがやばいなと思った。

 

悲しい映画だった。

 

オチも個人的には意外な展開だった。

 

絶対に映画館で見るべきだと思った。

夜に一人で行って正解だった。